勘違いしてよく使ってしまう言葉   http://what.toriichi3.com/zatugaku2.html


Toriichi3のひぽぽたますが逆立ち調べてみるとこんな意味その2

勘違いしてよく使ってしまう言葉 普通に通じちゃったりしますね・・・
姑息な

この言葉は、漢字から想像して卑怯だという意味にとらわれやすいのですが、
間違っています。この言葉の正しい意味は、「一時しのぎの、その場のがれの」です。


確信犯

この言葉は、わかっていながらやるというような意味で使われていますが、
本来は全く違う意味を表しています。
「道徳的、宗教的または政治的義務の確信を動機として行われる犯罪」などが
正しい意味です。


情けは人の為ならず

この言葉は、情けは人のためにならないという意味ではありません。
「情けを人にかけておけば、めぐりめぐって自分によい報いが来る」というのが
正しい意味です。


陳腐

この言葉は、つまらないものという意味ではありません。
「ありふれていて平凡なこと」というのが正しい意味です。


おもむろに

この言葉は、あせって、急いでなどという意味ではありません。
「ゆっくり、落ち着いた」というのが正しい意味です。


節操がない

この言葉は、落ち着きがないという意味ではありません。
節操が「信念をかたく守ること」という意味なので、
節操がないは「信念がない」という意味です。


汚名挽回・名誉返上

どちらも間違いです。汚名は取り戻すものではなく、
名誉も返すものではありません。正しい使い方は、
「汚名返上」、「名誉挽回」となります。


なので

文頭からいきなり、「なので~」とするのは誤りです。
正しくは、「~なので」というように、文中で使われます。


たり、とか

これらの言葉は、文が並べられた時に使われるもので、単体には使いません。
例えば、趣味を聞かれたときに、「読書とか」と
1つしか述べずに用いるのは誤りだということです。


何気に

このような表現は誤りです。日本語には何気にという言葉はないようです。
「何気ない」というように使うのであれば問題ありません。
同様に、「さり気に」も誤りです。


押しも押されぬ

この使い方は間違っています。正しい使い方は、「押しも押されもせぬ」です。
実力があり堂々としているさまを意味しています。


レジでお金を受け取るときの表現

客からレジで1万円を受け取るときには次のようにします。
両方ともお預かりしますと言うと、
おつりがないときには妙な感覚を受ける人もいるそうです。

 おつりがある場合:「1万円お預かりします」
 おつりがない場合:「1万円ちょうどいただきます」


後で後悔する

もともと後悔という言葉には、後でという意味が含まれています。
そのため、このような言い方をすると意味が重複しているので、誤りです。
同様に、「頭が頭痛だ」というのも変な表現です。


茨城

「いばらき」と読むのが正しいです。「いばらぎ」では間違い。


アボガド

正しくは、「アボカド」です。濁音にならないことに注意。
ちなみに、アボカドは野菜ではトップクラスの高カロリー (約300Kcal) な食べ物です。


うる覚え

混同しやすいですが、「うろ覚え」が正しいです。


すいません

「すみません」が正しい言葉。
砕けた表現でわざと使っている場合が多いと思いますが。


はきだまり、ふきだめ

両方とも誤りです。正しくは、「はきだめ」「ふきだまり」です。
「はきだめ」はちりやごみの捨て場所のことで、
「ふきだまり」は行くあてのない人が自然と集まる場所のことです。


嘘!?

自分が意外に思ったことについて「嘘!?」と聞き返すと、
相手を疑っているように聞こえてしまう場合があります。
「本当!?」と聞いた方がいいかもしれません。


ピンからキリまで

もしかしたら逆に考えている人もいるかもしれませんが、
「ピン」は最も優れたものという意味を表し、
「キリ」は最も劣ったものという意味を表しています。


「青田刈り」と「青田買い」
 
卒業前の学生に対し、企業が早い時期から採用内定を出すことは、
正しくは「青田買い」といいます。

「青田」は、稲がまだ実っていない田の意味で、「青田刈り」は、
昔の軍事作戦の一つで、敵が兵糧不足になるように、
敵地のまだ青い田を刈り取ってしまうことを指していました。

したがって、いくら早い段階の採用内定とはいえ、
「青田刈り」の言葉を使うと、まだ実る前の役に立たない学生を
採用するという失礼な意味になってしまいます。
  

「意思」と「意志」
 
「意思」は、自分の思いや考えのことで、
「意志」はそのうちでも、何とかしたいという積極的な心の持ち方を意味します。
ただ、法律用語としてはすべて「意思」を使っています。
 

「いしひょうじ」

自分の考えを相手に向かって明らかにすることですから、
「意思表示」と書きます。

「いしはくじゃく」

何かをしたいという意志が弱いということですから、
「意志薄弱」と書きます。
  

姥桜(うばざくら)
 
「しょせん私は姥桜・・・」なんてセリフをどこかで聞いたような気がしますが、
この場合は「しょせん私は、盛りを過ぎた女・・・」というような
謙遜の意味で使っているのでしょう。
しかし、「姥桜」の本来の意味はそうではなく、
娘盛りを過ぎても美しい女性のことで、誉め言葉なのです。
 

「おざなり」と「なおざり」

 
どちらも「いい加減」ということでは同じですが、
この二つの言葉には微妙な違いがあります。
「おざなり」を漢字で書くと「お座成り」「御座成」となり、
その場の間に合わせという意味です。一方、
「なおざり」は「等閑に付す」の「等閑」を訓読みしたもので、
いい加減なまま放っておくという意味です。

これだけでもよく分かりませんから、具体例を示しますと、
「おざなりな修復」は、一応の修復は行われているものの、
中味はいい加減で不十分という意味になり、
「修復をなおざりにする」というと、修復そのものを
ほったらかしにして行っていないという意味です。ややこしい!
 

「伯父」と「叔父」

どちらも父母の兄弟ですが、
「伯父」は父母の兄および父母の義理の兄(父母の姉の夫)を指し、
「叔父」は父母の弟および父母の義理の弟(父母の妹の夫)のことをいいます。また、
「小父」も「おじ」と読みますが、これは血縁関係のない中年のオヤジのことです。
 

おっとり刀
 
「おっとり刀で駆けつける」という言い方があります。
「おっとり」という言葉から、「おっとり刀で」の意味を、
「ゆっくりと」とか「のんびりした様子で」というふうに解釈している人がいますが、
これは間違いです。
 
そもそも「おっとり」は、「押し取り」が「押っ取り」に変化したもので、
武士が危急の場合に刀を脇に差す余裕もなく、
手に持ったままの状態を「おっとり刀」といいます。

ですから、冒頭文の意味は、
緊急の場合に取るものもとりあえず駆けつける様子を表すのです。


「元日」と「元旦」
 
「元日」は、1月1日という意味で、「元旦」は元日の朝という意味です。
したがって、「1月元日」とか「1月元旦」と書くのは、二重表現となり誤りです。
また、「元旦の午後に会おう」という言い方もおかしいことになります。
 

気が置けない
 
この言葉は、語感から、どうしても「気が許せない」とか「油断できない」
というような悪い意味に解釈されがちです。しかし、本当の意味は、
「気にする必要がない」「気楽に接することができる」という、よい意味です。

これは、この言葉をつくった人に文句を言うべきでしょうね。
「ない」という打消し表現から、どうしても悪いイメージが浮かびますものね。
 

「聞く」と「聴く」
 
漠然ときく(きこえる)場合には「聞く」と書き、
積極的に意識してきく場合には「聴く」と書きます。
また、尋ねる、従うという意味では「聞く」と書きます。
 

「規定」と「規程」
 
 「規定」は法令関係、また条文一つ一つに対して使われ、
「規程」は事務手続きに、また規則全体に対して使われます。
ただし、「規定」に統一しているメディアもあるようです。
 

檄(げき)を飛ばす
 
「檄」というのは、昔の中国で人を呼び集める主旨を記した木札で、
「檄を飛ばす」の意味は、自分の主張や考えを広く人々に知らせて
同意を求めることです。

激励の意味や元気のない者に刺激をあたえる意味で用いるのは間違いです。
 
 
けりがつく
 
「けりがつく」というのは、困難な問題に悩まされてなんとか解決することです。
自分で努力して決着させる場合は「けりをつける」と言います。
ですから、よい結末で終わる場合には「
けりがつく」とか「けりをつける」とは言いません。
たとえば、「熱戦に次ぐ熱戦は、初優勝でけりがついた」などとは使いません。

 
姑息(こそく)
 
よく「姑息な真似をするな」というような言い方がされますが、「姑息」の意味は、
「一時の間に合わせ、その場逃れ」ということです。
姑息に関する故事は『礼記』に登場し、「君子の人を愛するは徳を以てし、
細人の人を愛するは姑息を以てす(教養ある人が人を愛するときは道徳により、
無教養の人が人を愛するときはその場限りである)」というものです。
 
「姑息」には、「卑怯」とか「ずるい」といった意味はないのです。

 
「探す」と「捜す」
 
「探す」は欲しいものを見つけようとすること、
「捜す」は見えなくなったものを見つけようとすること。

「息子の嫁を探す」は、息子の結婚相手を見つけようとする意味になりますが、
「息子の嫁を捜す」と書くと、逃げ出したか行方不明になった息子の嫁を
見つけようとする意味になってしまいます。
 

さわり
 
「歌のさわりの部分」という表現をよくしますね。この「さわり」というのは、
どの部分をさすのでしょう。おそらく多くの人が、歌の始まりの部分や
歌のどこか一部分だと思っているはずです、ところがこれは正しくありません。
 
「さわり」というのは、もともとは義太夫節のなかでいちばんの聞かせどころの意味、
それが広く解釈されて、その話や歌のなかでもっとも感動的な(印象深い)ところ
ということになっています。したがって、「歌のさわりの部分」は、
歌いだしのところなどではなく、サビの部分を指します。
 

しおどき
 
もともとは、漁師が漁に出るときに潮の状況を判断して、
最も適したときに船を出すことから出た言葉。

「物事を行うのに最も良いとき」という意味。

現在では、しおどきというと、マイナスイメージで使われる場合が多いので、
意味を間違っている人が多いようです。
 

しめやか
 
「しめやかに婚礼の儀が行われる」と言ったら大変。
「しめやか」とは、気分が沈んで悲しげなさまをいいます。
おめでたい式典の場合に使ってはいけません。
 

ジンクス
 
「2年目のジンクス」といわれるように、「ジンクス」とは
縁起が悪いことを表す言葉です。
ですから、「ジンクスを守る」などと言うのは間違いです。
 

すべからく
 
これを「すべて」「総じて」という意味に用い、
「出された料理はすべからくたいらげた」というような言い方がされますが、
ほんとうの意味は「ぜひとも」「当然・・・すべきである」で、
「すべからく・・・・・・べし」という形で用いられます。

たとえば、「校則をやぶった生徒は、すべからく停学に処すべし」というふうにです。
「すべて」と発音が似ていることから、誤用が増えてきたようです。
 
 
「制作」と「製作」
 
どちらも、何かをつくるという意味ですが、どのように使い分けるのでしょうか。
「制」という漢字は、余分な木の枝を刀で切り落として整えることをあらわしています。

「製」は、「衣を制する」、すなわち衣服を仕立てる、
ものをこしらえるという意味があります。したがって、「制作」は自分で考えて整え、
定めるような場合に使い、「製作」は物をつくりだす、製造する場合に使います。
 
たとえば、芸術化が絵画や彫刻などの作品を生み出すのは「制作」で、
工業製品をつくるのは「製作」です。
 

精算」と「清算」
 
「精算」は、金額を細かく計算して結果を出すことで、
「運賃を精算する」とか「出張費を精算する」というようなときに使います。
 
「清算」は、今までの貸し借りをすべて整理して後始末をつけることで、
「会社を清算する」「清算人」などと使います。

また、過去の関係に始末をつけるという意味もあります。
「二人の関係を清算する」「不純な関係を清算する」などです。

 
世間ずれ
 
 この場合の「ずれ」は、「ずれている」のではなく、「擦(す)れている」。
靴ずれや股ずれの「ずれ」と同じ

「世間ずれ」は、世間とずれている、非常識、世情に疎いなどの意味ではなく、
実社会で苦労を重ね、世間の裏表を知り尽くして悪賢くなったことを表す言葉です。

悪賢くなったわけですから誉め言葉には使いませんのでご注意。反対語は「世間知らず」。
 

ぞっとしない
 
恐ろしくて身の毛がよだつ思いをするのが、「ぞっとする」。

だからといって「ぞっとしない」が「恐ろしくない」の意味になるかというと、
そうではないんです。「ぞっとしない」は「感心しない」の意味。

「家の壁を塗り替えたのはいいが、その色はあまりぞっとしない」のように言います。
 

「耐える」と「堪える」
 
「耐える」は、長期間の使用に耐える(耐久)、高熱に耐える(耐熱)などのように、
おもに物理的な作用に使います。

「堪える」は、おもに精神的な作用であり、感情を抑える意味で、
「批判に堪えてやり遂げる」「憂慮に堪えない」などと使います。
 

「体制」と「態勢」
 
「体制」は長期的、「態勢」は短期的・部分的な内容を表します。

たとえば、「生産体制」は長期的であり、「増産態勢」は短期的・部分的ですから、
前者は「体制」と書き、後者は「態勢」と書きます。

まったくの同音異義語であれば、実態に合わせて使い分ける必要があります。
 

対談
 
「対談」は二人が話すことですから、三人以上が話す場合には使いません。
三人の場合は、「鼎談(ていだん)」といいます。

四人の場合は・・・知りません。
 

「玉子」と「卵」
 
「鶏が玉子を産んだ」とはふつう書きません。

「卵形」とは書きますが、「玉子形」とは書きません。

「生たまご」は「生卵」と書きます。
「たまご焼」はどちらかというと「玉子焼」、
「たまご丼」も「玉子丼」です。

料理したものが「玉子」で、
卵の形をとどめている場合は「卵」のようです。

「ゆでたまご」は料理しているにもかかわらず卵の形をとどめているためか、
「ゆで卵」「ゆで玉子」の両方見かけます。
 

天地無用(てんちむよう)

 
荷物の箱によく表示されている「天地無用」の言葉の意味は、
「壊れやすいものが入っているから、逆様にしてはいけない」ということです。

これを、「心配無用」とか「問答無用」のように「必要ない」という意味に解釈して、
ひっくり返してしまうとエライことになります。

この場合の「無用」は「小便無用」と同じように「禁止する」という意味を表します。

また、「天地」とは上と下ということです。
 
 
「登竜門」とは、どんな門?
  
「登竜門」という言葉は、出世のための難しい関門や、
大事な試験を受けるときなどのたとえに使われますが、もともとは
「出世の糸口をつかむ」という意味です。

中国の黄河上流に「竜門」という急流があり、
そこを登った鯉(こい)が竜に化けるという伝説からうまれた言葉なのです。

登竜門という門があるわけではなく、「竜門を登る」という意味ですから、
「登竜門をくぐる」とか「登竜門を通る」という言い方は間違いということになります。
 

「特徴」と「特長」
 
「特徴」は目立った点という意味であり、
「特長」は目立った長所という意味です。

「犯人の特長」と書くと、おかしくなります。
 

鳥肌が立つ
 
この表現は、そもそも悪いことが起こったときに使います。

素晴らしいことに感動して「鳥肌が立つ」という生理現象はあるようですが・・・

たとえば体操競技の自由演技を見て、
「鳥肌が立つ演技だった」などと言ってしまうと、
選手たちは「ぞっとするような演技だったのか」といぶかってしまうかも。
 

「慣れる」と「馴れる」
 
「慣れる」は、何度も繰り返し経験して習熟すること。
「馴れる」は、動物が人になつくという意味。

だから「仕事に早く馴れる」と書くのは間違い。
ただし、「馴れ馴れしい」「馴れ始め」「馴れ合い」は慣用として「馴」を使います。

 
破天荒(はてんこう)
 
豪快で無茶をする意味で使われることが多いが、
本来は、誰も成し遂げたことのない偉業を達成するという意味で、
「前人未踏」と同じ。
 
唐の時代の荊州(現在の湖北省)は、
官吏登用試験の合格者が1名も出なかったことから
“天荒”(=未開の荒れ地)と呼ばれ、
その土地出身の劉蛻という人物が試験に初めて合格したときに、
“天荒を破った”といわれたのが始まりです。

「豪快」の意味はないんです。
 

「羽」と「羽根」
 
鳥や昆虫などの、体にくっついている状態のハネは「羽」と書き、
体から離れてばらばらにされたハネは「羽根」と書きます。

たとえば、「ハネを伸ばす」「ハネを広げる」の「ハネ」は「羽」で、
「赤いハネ募金」「ハネ布団」の「ハネ」は「羽根」となります。

また、扇風機のハネのように、羽形に加工されたものは「羽根」と書きます。
 

半時(はんとき)
 
「半時」というのは、1時間の半分の30分という意味ではなく、
「1時間」という意味。

昔の時刻は、1日を子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12に分け、
それぞれを「一時(いっとき)」としていました。

ですから、一時は今の2時間にあたり、「半時」は今の1時間に相当します。

そして、今の30分は「小半時(こはんとき)」と呼んでいました。
 
ただし、夏も冬も、日の出と日の入りの時刻を基点に昼と夜に二分し、
それから昼を6等分、夜を6等分していましたから、
同じ昼の一時でも、夏と冬ではずいぶん長さが違っていました。

時間の流れにも季節感があったということですね。
何だかうらやましいような、不便なような。
 
 
悲喜こもごも
 
漢字で書くと「悲喜交々」です。春先に、入学試験の合格発表のニュースなどで、
「いつもながらの悲喜交々の光景が見られました」という言い方がされますが、
ほんとうはこの使い方は間違っています。 

この言葉の本来の意味は、一人の人間の心の中で悲しみと喜びが混じり合う、
あるいは交互に去来する状態のことです。

同じ場所で喜んでいる人と悲しんでいる人が
混じり合っている状態をさす言葉ではないのです。
 
ふだんの私たちの生活の場面で、喜びと悲しみが同時にやってくるなんて
あまりないと思いますが、交互にやってくることは多くあるでしょう。

そういう意味での使い方としては、
「そう悲観するな、人生は悲喜交々、がんばれ!」といったところでしょうか。
 

憮然(ぶぜん)
 
「憮然として立ち去る」などといいますが、
この「憮然」は、失望してぼんやりしているようすの意味で、
腹を立てているようすを表すものではありません。
 

やおら
 
「やおら」と聞くと、
「いきなり」「突然に」というような意味に解釈する人が多いようです。

しかしこれは、静かにあるいはおもむろに動作をするようすを表します。

「彼は満場の拍手が鳴り止むのを待ち、やおら立ち上がってスピーチを始めた」
というふうに用います。



メールや訪問先での商談など、ビジネスのシーンに正しい言葉遣いは欠かせません。
しかし、日本語は敬語や似た言葉の多さから、つい間違った言葉を使ってしまうことも。

国語学者の北原保雄先生に間違いやすい日本語の、正しい使い方を教えてもらいました。


間違いやすい!ビジネスメールの文章


今や、ビジネスには欠かせないツールとなったメール。

気軽にコミュニケーションができるメリットがある一方、
間違った日本語を使ってしまう人も増えています。

ここでは特に使う機会が多い、4つの文例について伺いました。


目上の人に対して「了解しました」

一見、先方を立てているように思えますが、
「了解」は「理解したうえで、承知・承諾すること」。
敬意に欠ける言葉なので、上司や取引先などの目上の方々に対して使うのは不適切です。

こういった場合は敬意の程度によって下記の4つの表現を使い分けるのが一般的です。



「様」と「御中」と「各位」の使い分け

「様」は個人に対して、「御中(おんちゅう)」は会社や団体に対しての敬称。
「各位」はたくさんの人に一度に送るときの尊敬語です。

また、「御中」は、「株式会社○○御中 ○○様」のように
宛名の途中で使ってはいけません。


初めて連絡する時、「はじめまして」でOK?

初めてなので「お世話になっております」と書きだすのはおかしいと思いつつ、
「はじめまして」では改まっていない印象に。

こんなときには、以下のような言葉を使うのがスマートです。


「取り急ぎ」は文末のみ? 使うこと自体が失礼?

もともと手紙のお礼状等に使われていた「取り急ぎお礼まで」のような表現。
最近はメールでも使われるようになりました。

この言葉には「丁寧ではございませんが、(お返事やお礼が)早いほうがいいいと
思いましたので」という意味があります。文末に使われることが多いですが、
文中に使っても問題ありません。問題なのは、
「取り急ぎお送りいただけますか」のように他人に使う場合。
自分にのみ使うのが望ましい言葉なので注意しましょう。

また、「取り急ぎお礼まで」がぞんざいに感じられる場合には、
「取り急ぎお礼申し上げます」や
「手紙を差し上げるべきところ失礼とは思いましたが~」のように
表現を丁寧にするとよいでしょう。



過剰な敬意が原因!?二重敬語のワナとは

ビジネスのシーンでは相手を高めようとするあまり、敬語が過剰になり、
二重敬語や敬語連続になってしまうことも。

また、誰を高めているのかが不明な迷走敬語もよく聞きます。
正しい敬語のしくみを理解しましょう。


二重敬語・敬語連続

敬語の基本形は、尊敬語ならば「お(ご)~なる」謙譲語ならば「お(ご)~する」。

それ以上に敬語を重ねて、「お(ご)~なられる」などと使うのは
過剰な敬語になります。

また、特定の尊敬語や謙譲語がある場合はそちらを使ったほうがすっきりします。



特定の敬語が存在する日本語(一例】


「お」と「ご」は、どこまで使うべき?

「お返事」「ご連絡」のように「お(ご)」をつける言葉があります。
これは、例えば「社長のお手紙」のように使うと社長に敬意を払った尊敬語となり、
「お水を買った」などはものごとを上品に言う美化語となります。
美化語は男性が過剰に使うと女性的なイメージになってしまうのでご注意を。

また、「こちらは弊社の鈴木が担当したお仕事です」など、
自分の動作や物事につけると間違った言い方になります。



使っただけで、イメージダウン!?注意すべき若者言葉

普段、使っているためについ出てしまう若者言葉。
ビジネスの現場で多用すると軽いニュアンスになってしまいます。

また、ぼかし表現が多いので、責任感のない印象を与えることも。
正しい日本語の使い方を覚えておきましょう。


「~みたいな」

ぼかし表現といわれる若者言葉です。クセになってしまう言葉のひとつですが、本来は「~のような」「~といった」でつなげるのが正しい使い方です。

正しい表現は、 「~な感じです」

これもぼかし表現の代表です。
物事を断定したくない気持ちの表れで、昨今の若者によく見られる表現です。
クセになっている人も多いので、意識して直すようにしましょう。


~っす

体育会系出身の男性ビジネスマンが使ってしまいがちな言葉。
いつまでも青臭く、ぶっきらぼうな印象を受けます。
ビジネスの現場では「です」とはっきり言えるようにしましょう。


~的な

「私的には」という使い方は「ほかの方はともかく私の意見は~」と
多少の慎みが感じられなくもありませんが、
ストレートに言うことを避けているニュアンスがあります。



若者言葉を使わないようにするには?

若者言葉は誰かが使い始めたものが、流行のように広まっていくことがあります。
まわりに流されず、使ってみて「変だ」と思ったら、
辞書にあたるなどして間違いだと気づくことが大切です。

すなわち、「変だ」と思う意識、言葉に対する無頓着さをなくすことが第一歩です。

また、若者言葉は曖昧にぼかした言葉が多い傾向にあります。
断定しない言い方に、自信のなさが表れているようです。
こうした言葉が流行ってくると、いさぎよい、
はっきりとした物言いをした人に好感が寄せられます。

正しい言葉づかいは、まわりから一歩抜け出し、
言葉から“いさぎよい人”になるチャンスかもしれません。



正しい言葉の意味を知ろう勘違いしがちな慣用表現

当たり前のように使っているけど、本当の意味は微妙に違う…。
そんな、勘違いをして覚えている言葉やことわざはありませんか?

ビジネスマンが使いがちで、間違いやすい慣用表現を集めました。


敷居が高い

「高級すぎたり、上品すぎたりして、入りにくい」などとして使われますが、
本来は不義理や面目のないことがあって、その人の元に行きにくいときに使います。


浮き足立つ

本来の意味は、恐れや不安を感じて逃げ腰になること。
何となく、ワクワクしたニュアンスを交えて誤用していませんか?


確信犯

「悪いと分かっていながらなされる行為」という認識を持って使われがちですが、
正しくは、「政治的・宗教的・思想的な信念に基づいて行われる犯罪を指す言葉」です。



意味を把握して正しく使おう類似言葉の使い分け方

似ているがゆえに意味を取り違えて覚えている言葉があります。
一方、言葉は似ていても意味が全く違うものもあります。

それぞれの正しい意味を理解して、きちんと使いこなせるようにしましょう。


「承る」と「賜る」

「承る(うけたまわ・る)」は「聞く」「伝え聞く」
または「受ける」「引き受ける」の謙譲語。

「賜る(たまわ・る)」はもらうの謙譲語となり、ふたつは全く別の意味です。
お客様の話を聞くときなどは「承る」を使い、
贈り物などをもらったときは「賜る」を使います。


「役不足」と「力不足」

「役不足」は、役がそのひとに対して不足していること。
「私には役不足で、とても引き受けられない」はNG。

この場合、正しくは「力不足」です。

つまり、この言葉は正反対の意味を持っています。
間違って使うと、図々しい言い方になってしまうことに。


「煮詰まる」と「行き詰まる」

「煮詰まる」は交渉が難航したときなど、困難な状況で使われているのをよく聞きます。
しかし正しくは、討議・検討が十分になされて、
結論が出る段階に近づくというポジティブな意味です。

困難な状況で使う場合は、「行き詰まる」を使いましょう。
  言葉の勘違い・1へ


Toriichi3のひぽぽたますが逆立ち調べてみるとこんな意味その2


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