| Windows 7は、64ビット版と32ビット版、どちらを選択した方がよいのか? |
Windows 7研究 64ビット版と32ビット版、どちらを選ぶべきか?
2009年11月20日
Windows 7には32ビット版と64ビット版がある(Windows 7 Starterを除く)。
Windows XPまでは32ビット版が主流だったが、
Windows Vistaで64ビット版を採用したメーカー製パソコンが登場するなど、
少しずつだが普及が進んできた。
米国では日本よりも64ビット版が普及しているため、
海外大手メーカー製のパソコンでは64ビット版を採用するモデルが多い。
Windows 7では、パッケージ版に32ビット版と64ビット版の両方のディスクが入っている。
64ビット版をプリインストールした大手メーカー製パソコンも
Windows Vistaのときよりも増えた。
購入後に32ビット版か64ビット版か選択できるモデルもある。
32ビット版と64ビット版の違いを整理して、どちらを選んだ方が賢いのか検証していこう。
32ビットと64ビットでは扱えるメモリー容量が違う
32ビット版と64ビット版の最大の違いは、
認識して利用できる最大メモリー容量の違いだ。
32ビット版は、2の32乗(約4GB)までのメモリーしか利用できない。
現在、4GBのメモリーを搭載するパソコンが増えているが、
既に32ビット版の上限いっぱいまで使っているのだ。
4GB以上は増設しても利用できない。
これに対して64ビット版は、2の64乗までのメモリーを理論的に扱える。
実際はパソコンによって搭載できる上限は異なるが、
メモリースロットの多いパソコンなら4GB以上のメモリーを搭載できる。
パッケージ版のWindows 7には、
32ビット版と64ビット版の2つのディスクが入っている。
どちらをインストールするかはユーザーが選べる。
ただし、ライセンスは一つなので別のパソコンにもう一つを
インストールすることはできない。
64ビット版のシステム画面。
「システムの種類」が「64ビット オペレーティングシステム」となっている。
一番の問題は周辺機器が使えるかどうか
メモリー容量の上限以外に32ビット版と64ビット版に大きな違いはない。
では多くのメモリーが使える64ビット版を選んでおけば間違いないのかというと、
そう簡単にはいかない。
ソフトウエアと手持ちの周辺機器のハードウエアが
64ビット版のWindows 7で動作するかどうかを確認しなければならないからだ。
ソフトウエアについては「WOW(Windows On Windows)」という
エミュレーション機能があり、これで32ビット版のWindows 7用ソフトの多くを
利用できる。「Windows Live」や「Gmail」などの
WebアプリケーションはOSの種類に依存しないため、3
2ビット版か64ビット版かを気にする必要はない。
問題になるのは周辺機器だ。
プリンターやWebカメラなどを動かすのに
64ビット版のデバイスドライバーが必要になる。
マイクロソフトではWindows Vistaのときから、
64ビット版への移行を推進しており、
「Windowsロゴ」を取得するには、
32ビット版と64ビット版のデバイスドライバーを
用意しなければならない決まりがある。
最近の周辺機器なら問題なく利用できるが、
やや古い周辺機器については、メーカーのWebサイトで
64ビット版への対応状況を確認しなければならない。
古い周辺機器を多く利用している人は、32ビット版を使う方が安心だ。 |
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