子連れ狼といえば、「ちゃん」と「大五郎」の親子の旅物語り・・・?
「水鴎流斬馬剣」の使い手である「ちゃん」の帰りを待っている、
手押し車に乗った「大五郎」、刺客請け負いの旅に出る。
「しとしとぴっちゃん、しとぴっちゃん、し~と~ぉぴっちゃん」・・・♪
こぉ~の子も雨ん中・・・♪ 主役「拝一刀」といえば
映画版「若山富三郎」・TV版「萬屋錦之介」あなたはどっち?
「若山富三郎」さんと言えば、殺陣の技術がすごいと評価されています。
中でも「子連れ狼」が有名です。
また、勝新太郎のお兄さんです。
勝新太郎さんといえば、「座頭市」で
バタバタ人を切っていたような気がしましたが、
一つの映画での、人切り最多は「若山富三郎」さんの、
『子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎』(1974年)だそうです、
なんと! 劇中で150人もバッタバッタ切りまくっている。
よく考えるとすごいですね、子連れで人切り最多・・・
「子連れ狼」の主役、「拝一刀」といえば、
おいらの世代だと「萬屋錦之介」さんだと思いますが・・・
若山富三郎さんが、
「どっちが、拝一刀にふさわしいか真剣で勝負したるわい!」って、
息巻いたため、弟の勝新太郎が必死になだめたとか・・・
「子連れ狼」とは・・・
幕府お抱えの公儀介錯人の座を巡って、「水鴎流斬馬剣」の使い手である
拝一刀に敗れた「柳生新陰流」の頭目・柳生烈堂は策略を用い、
拝を謀反人とする濡れ衣を着せ、その座を奪った。
しかし拝は列堂の長子・備前、次子・蔵人との真剣勝負に勝って
烈堂から命の保証を得て、一人息子の大五郎を手押し車に乗せ、
金500両での刺客請け負いの旅に出る。
「冥府魔道」をゆく一刀と大五郎の前に、
次々と列堂の放つ追手が立ちはだかっていく・・・
帰りゃぁいいが帰らんときゃぁあ、この子も雨ん中 骨になる・・・
・・・大五郎まだぁあ みぃ~っつぅ・・・♪
アメリカでは『子を貸し腕貸しつかまつる』と『三途の川の乳母車』を
1本に編集した "Shogun Assassin" がロジャー・コーマンによって上映され、
高く評価され、各国に輸出された。
DVD化はアメリカが日本に先立ち、クェンティン・タランティーノほか、
各国の映画人、映画ファンにリスペクトされている。
これでもかと血が吹き出る本シリーズの過激な殺陣は海外映画にも影響を与え、
「元祖スプラッター・ムービー」とも呼ばれているらしい。
「子連れ狼」の主役、「拝一刀」
ダイナミックなアクション時代劇映画として人気を博し、
初公開年で4作が立て続けに制作されるヒットシリーズとなったが、
本作に並行して1973年(昭和48年)に萬屋錦之介主演で
『テレビドラマ版』(日本テレビ)がスタートする。
『子連れ狼』に愛着を持っていた若山は、
萬屋主演によるこのテレビ版製作の報を耳にして激怒した。
「錦之介と俺と、どっちが拝一刀にふさわしいか真剣で勝負したるわい!」と
息巻いたため、弟の勝新太郎が必死になだめたという。
また、配給元の東宝は映画『子連れ狼』シリーズがヒットしていたため、
このテレビドラマ化に強く反対、
若山自身も自らの当たり役を他人に演じられることが悔しく、
映像化権を持っていた勝プロダクション社長・勝新太郎に抗議したが、
結局勝は映像化権を売却し、テレビ版の製作が決定した。
このため若山・勝兄弟は一時不仲になったらしい。
1974年、『子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎』の劇中で、
150人もバッタバッタ切りまくったのは、
1973年のテレビドラマ版「子連れ狼』が放送されたため、
「若山富三郎さん」が、うっぷんを晴らしたのだろうか・・・(笑) |