| ・ヤナギ虫 |
チョウ目 ボクトウガ科 ボクトウガ亜科 ボクトウガ
学名:Cossus jezoensis |
  木くずと虫糞
 
幼虫

成虫

養殖 ヤナギムシ |
クヌギやコナラの樹液を出すことで有名なボクトウガ。
日本全国に分布し、幼虫がヤナギやポプラに穿孔して
被害を与えるボクトウガ科のガです。
終齢幼虫で越冬し、成虫は6~7月に出現します。
食害した幹の外に樹液と木くずと虫糞(写真)が排出されているので、
その部分を探すことで採取出来ます。
渓流釣りの餌として使います、よく「やなぎ虫」と呼んでいるヤツです。
幼虫はクヌギやコナラに穿孔して大量の樹液を出して、
それを餌に集まってくる虫を捕食するという。
(蛆やヨツボシオオキスイ(Helota gemmata)などの幼虫)
英名ではカーペンターワーム、つまり大工の虫と呼ばれている。
木の傷から樹液は出るものの、木の持つ防御機構が働き、
通常は1ヶ月程度で樹液の滲出は止まるらしいですが、
これを持続させているのが、ボクトウガ幼虫である。
ボクトウガ科の幼虫の多くは材食性であるが、
樹液場で見られるボクトウガ幼虫のみ肉食性である。
このボクトウガ幼虫は、樹液に集まる昆虫を捕食するため、
坑道の周辺を意図的に齧り、樹液を滲出させている。
ボクトウガ幼虫のあごは強くないため、
健康な樹皮を齧って樹液を滲出させることはできない、
そのため、カミキリムシの脱出痕、ススメバチの齧った跡、
人間が作った傷などから、ボクトウガ幼虫が入っていくらしい。
ススメバチは、健康な樹皮であっても、巣材採取のため、
その樹皮を齧り、樹液を滲出させる能力を持っている
(もちろん樹液を餌にもしている) |
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ボクトウガの幼虫は、ずっと材の中に潜んでいればいいと思うのですが、
どういうわけか、時々外に出てくるらしい。
表面に出てくるのは、ひょっとすると、脱皮が関係しているのかもしれません。
表面に出てくると、当然敵に狙われる危険性も出てきます。
上記写真は、ヨコヅナサシガメの幼虫の群にたかられて、
体液を吸われているボクトウガの幼虫
「樹液に集まる虫たち」より
転載させていただきました。 |