| ・テッポウ虫 |
| コウチュウ目(鞘翅目)、カミキリムシ科 |
 

幼虫
 
巣
 
成虫 |
知っている人も少なくないと思うがカミキリムシの幼虫の俗称である。
成虫になって羽脱する際鉄砲の弾が打ち込まれたような
丸い穴を開けることからそう呼ばれる。 もっとも実際に鉄砲で撃たれた木を見たことがある訳ではないが・・・。
しかしそれが生きている木の場合には鉄砲以上のダメージである。
枯れ木や生きている木に侵入して材部を食べる「せん孔性昆虫」と呼ばる。
シロスジカミキリやゴマダラカミキリなど生木食のものは樹木、
ひいては農家にとって大変な害虫で死活問題といっても決して大袈裟ではない。
幼虫の食害によって弱ったところに止めをさすように
大穴をあけるのだから若木であればひとたまりもなく枯れてしまう。
テッポウムシといえばもうひとつ、「食べられる」ということである。
まあ地方にもよるだろうが他のアジア諸国に比べ、
昆虫食文化のほとんどない日本で少なからず食べられてきたということは
それだけ美味ということだろう。 |
シロスジカミキリ(白筋髪切、学名:?Batocera lineolata)は、
コウチュウ目(鞘翅目)カミキリムシ科に分類される甲虫の一種。
日本に分布するフトカミキリ亜科の最大種であって、
雑木林によく生息する南方系のカミキリムシである。
触角を除いた成虫の体長は5cm前後。体は光沢のない灰褐色で、
前翅には黄色の斑紋や短いすじ模様が並び、
前胸の背中側にも2つの縦長の斑点がある。
ただし、これらの模様は死ぬと白色になり、
和名もこれらの「白いすじ模様」に由来する。
また、体側には複眼のすぐ後ろから尾部まで太い白帯模様が走っているが、
これは上からは判りにくい。
触角の長さは体長の1倍-1.5倍ほどで、オスの方が触角が長い。
頭部はゴマダラカミキリなどに比べて複眼が大きく、
発達した大顎も相まっていかつい風貌である。 |
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ゴマダラカミキリ(胡麻斑髪切 Anoplophora malasiaca)は、
コウチュウ目(鞘翅目)、カミキリムシ科に分類される。
ゴマダラカミキリは幼虫・成虫とも生木を食べるが、
食樹が非常に幅広いのが特徴で、
ミカン類、ヤナギ、クリ、クワ、イチジク、プラタナスなど多岐にわたる。
果樹や街路樹として利用される木にもやってくるので
都市部でも姿を見ることができ、
わりと大型で目立つ体色であることも相まって
よく知られたカミキリムシとなっている。
成虫は6月-8月に発生する。
特に昼夜の区別なく活動し、
食樹の葉や若枝のみずみずしい樹皮をかじって食べる他、
食樹の周囲を歩いたり飛び回ったりする。夜は灯火にも飛来する。
交尾を終えたメスは生木の樹皮をかじって産卵し、
幼虫は生木の材部を食べて成長する。
幼虫は成長すると幹内部を降下し、主として根株の内部を食い荒らす。
成虫になるには、個体によって1年かかるものと2年かかるものがいる。
幼虫が侵入した木は幼虫の活動によって幹に穴が開き、
木屑や樹液が出るようになる。
蛹を経て羽化した成虫は木の幹に円形の穴を開け、木の外へ姿を現す。 |
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